俺ガイル 6話 まとめ・感想・考察
第6話 ようやく彼と彼女の始まりが終わる。
まとめ
感想・考察
前回すれ違いを起こした八幡と結衣の仲直り回。
冒頭の八幡のモノローグの多さは問題ないと自分に言い聞かせているようにも聞こえる
ので八幡の中にも間違えたのではないかという迷いがあるのかもしれないと思った。
八幡は自分が間違っているかもしれないと思うときは理屈をこねてよく喋る傾向にある
気がする。
結衣が部室に来なくなったことを知った平塚先生が奉仕部にやってくるシーン。
「部員の補充」という言い方で、結衣との間に起きた問題を解決することを遠回しに八
幡たちに課している。
ここは言葉通りに受け取れば、新たな部員の確保に動く方が自然なので、この遠回しな
言い方も八幡たちがどんな選択をするのかをするのか実は試していたのではないかと思
った。あくまでも「生徒に決めさせる」という放任とも取れるが、生徒の成長を誰より
も考えている平塚先生ならではのやり方と感じた。
そして、結衣の誕生日プレゼントを買いに雪乃とのおでかけ。
小町も最初は一緒にいたが、雪乃と距離を詰めれるようにと小町の計らいにで2人きり
と、実質デート状態になった八幡と雪乃。
二人とも誰かと買い物に行くことが慣れておらずギクシャクした感じなのがまたいい。
そして、デート?中に雪乃の姉、陽乃が新たに登場。
明るく積極的に接してくる陽乃を見られる機会は今後減ってくるので、ある意味貴重。
そして週明けに結衣が奉仕部室にやってくる。
雪乃が間に入り、無事にすれ違いが解消できた八幡と結衣。
最後の雪乃のセリフ「始めることができるわ。あなたたちは。」の部分では倒置法が用
いられており、含みのある言い方になっているところも伏線になっているので注目して
いただきたい。